ケア・フレンズはこれまでも地域のお祭りやイベントへの参加、認知症サポーター講座や健康予防セミナーの開催など、地域づくりの活動に参画してきました。
ただ、実際にはそんな場にすら出てこられない方々や、地域の広い業界や分野への広がりのためには、もっと日常的な地域との接点となる場所をつくる必要があると考えました。
それが、「まちよかサロン」と「江戸町かふぇ」です。
ケア・フレンズ本社でもある、松本の「つどいの家・よかったね」の1階に、コミュニティスペース「まちよかサロン」はあります。
近所に住む高齢者や障がいを持つ方の外へ出るきっかけや、他のデイサービスのお出かけ先、仲間で集まるコミュニティの場、などさまざまな用途でご利用いただけます。
もちろん、一般の方でも親子連れでランチを食べに来て、誰かとお話したり、気楽に立ち寄れるスポットとして少しずつ広がっています。
(写真は、ランチメニューの一例です)
福井市民の憩いの場でもある、福井藩の武家屋敷庭園を再現した「養浩館」の目の前に、「江戸町かふぇ」はあります。
高齢の方の一人暮らしが増えている宝永地区を中心に、地域と一緒につくるコミュニティスペースであり、まちの保健室として住民どうしの支え合いも目指しています。
介護や福祉だけでなく、人生を豊かにするような様々な趣味やスキルのワークショップを開催して、近所の人が集まりやすい空間をつくっています。
また、市民の力で自活運営できるようにして広めていけるように、「おだんご」をメインにした和風な喫茶スペースとしても営業しています。
美味しいおだんごとコーヒーは、ご近所や親子連れにも密かな人気になってきています。