経済の低迷や高齢化、続く災害など、生きていく上での不安は拡大しているように感じます。そして、時代の変化とともに人々の価値観は変わってきました。
その中で変わらないもの、そればかりかどんどん価値が高まっている「健康」。
どんなにお金があって、どんなに高価なモノを買い揃えても、心身が健康でないと十分に楽しむことはできません。
一度失った健康は取り戻すことが難しいので、無理な生活を続けないことや予防が重要です。
とはいえ、できないことが増えたとしてもお互いに支えていくことができれば、人生を楽しく過ごすことは可能なはずです。
お互いに支え合うまちづくり。それがケアフレンズの目指す姿です。
住み慣れた場所で、元気に暮らすためには日々の「活動」となにげない「コミュニケーション」、そして落ち着ける「居場所」が大切なポイントです。
これら3つを続けていくために重要なことは、「人と人のつながり」です。
無理のない範囲で、楽しくお付き合いできる人や時間、場所があれば、みんな健康で安心した暮らしをすることができます。
これら3つを続けるのに、もう一つ大事にしているのは、「無理強いしない」こと。
誰にも自分なりの時間の過ごし方があります。
一人一人を「大切な人」として向き合うことを、ただ当たり前に考え、決して「何かをさせる」ではなく、時として「同じ時間を過ごす」だけでもいい。
そんな『フレンズ』としての距離感を大事にしています。
何かできないことがあっても、今の生活を続けたい。
そんな思いを、自然な形で支えていきたいと思います。